東京オリンピック女子サッカー・アジア予選プレーオフのセカンドレグが13日に蘇州市で幕を下ろした。中国は前半で2点差をつけられていたが盛り返し、延長戦で王霜選手がペナルティエリアの外からロングシュートを決めた。中国は4対3で韓国を破り、東京五輪出場権を獲得した。
五輪出場権を逃す可能性がある中で、中国女は王霜選手の力強いシュートにより逆転される状況を回避し、念願の東京五輪出場を決めた。2回のワールドカップと2回の五輪の出場権を7年連続で獲得したことで、中国サッカーに必要な熱意と士気が引き出された。
完璧なプレーとは言えず、中国代表の多くの戦術的課題が露呈したことも認めなければいけない。しかし、理想的ではなかったものの、「賈家軍」は宿敵である韓国とやり合い、中国女子サッカーのアジアでの地位を守った。
これは容易ではないレベルアップの道だった。
彼女たちはその名に恥じない中国女子サッカーの傑出した代表であり、彼女たちなりの素晴らしいプレーをした。世界での成績を見ると、長期にわたり、サッカー界の女傑は中国サッカーを支え、多大な貢献をしてきた。
当然、私たちはサッカーの女子選手の粘り強さを讃えると同時に、「安きに居りて危うきを思う」という理性的な思考も持っていなければいけない。