中国農業科学院蘭州牧畜・獣医学研究所抵抗力牧草育種・利用イノベーションチームはこのほど、中天シリーズムラサキウマゴヤシやエンバクなどの5点の遺伝資源材料を順調に回収した。これらの材料は中国宇宙ステーションの宇宙放射線生物学曝露装置で11カ月に渡る船外照射を受け、先ほど有人宇宙船「神舟17号」によって地球に帰還した。
科学研究者は今後、これらの種子を研究対象とし地上品種選択・栽培育成実験を行う。生産量拡大、品質向上、抵抗力強化に焦点を絞り優良牧草新品種を栽培し、中国の農業の持続可能な発展に力強いサポートを提供する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月8日