中国商務部(省)は22日の定例記者会見で、「ここ数年、中国とスペインの二国間貿易額が増加を続けており、2020年の379億ドル(1ドルは約150.4円)から23年の486億ドルに増加し、成長率は28.23%に達した。
同部の何亜東報道官は、「スペインは過去6回の中国国際輸入博覧会と3回の中国国際消費財博覧会に出展した。輸入博1回あたりの出展企業は平均47社、展示面積は2万5000平方メートルに達し、トップクラスだった。消費財博に出展されたスペインのハムやワインなどは非常に人気があり、中国での知名度が大きく高まった。今では、スペインのますます多くの特色ある優れた農産物が、輸入博や消費財博の追い風に乗って中国にやって来るようになり、中国人の食卓に上るようになった」と述べた。
何氏は、「より多くのスペイン企業が引き続き輸入博、消費財博、中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)などのプラットフォームを通じて製品のPRを強化し、双方の業界交流・マッチングを強化し、国際定期貨物列車『中欧班列』や越境ECなどのルートを着実に利用し、貿易往来をより一層密接なものにし、両国国民により多くの幸福をもたらすように、中国は今後も引き続きスペインと互恵協力を深めていきたい」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年2月23日