中国国務院新聞弁公室は2月28日に開いた記者会見で、交通運輸における質の高い発展が、中国式現代化にどのように寄与しているかに関して説明し、記者の質問に答えた。国家郵政局の趙冲久局長によると、2023年における中国の宅配便使用件数は1人当たり90件以上だった。
中国国家郵政局が2023年に発表したデータによると、2022年における中国の宅配便使用件数は1人当たり78.3件だった。
趙局長によると、中国の宅配便業界の取扱個数は10年連続で世界一をキープしている。2023年、取扱個数は前年比19.4%増の1320億個、売上高は同比14.3%増の1兆2000億元(1元は約20.9円)に達した。
宅配便の仕分けセンター(写真提供・新華社)。
荷物1個当たりの大きさを平均30センチとした場合、1300億個を繋げるとその長さは赤道を約1000周することになる。また、中国の人口を基に計算すると、一人当たり90個以上になる。
さらに中国の宅配便取扱個数は2021年に1000億個の大台を超えて以来、その大台を超えるのにかかる時間が毎年短くなり、2021年と比べると2022年は7日、2022年と比べると2023年はさらに39日短くなった。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年2月29日