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2023年のロシア市場で中国製自動車のシェアが49%に急増

中国国際放送局  |  2024-01-17

2023年のロシア市場で中国製自動車のシェアが49%に急増。

タグ:自動車

発信時間:2024-01-17 19:55:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ロシアの大手商業銀行オトクリティ銀行(otkritie bank)がこのほど発表した市場調査の結果によると、2023年のロシア市場における中国ブランド自動車のシェアが49%に増加したことがわかりました。

 この調査によると、2023年の中国ブランド自動車のロシアでの販売台数は初めて50万台を突破して55万3000台に達し、これまでの記録を塗り替えました。ロシアでの市場シェアは2022年の17%から49%まで急増しました。

 昨年、中国製自動車は30のブランドがロシア市場に本格参入しており、現地で最も人気のあるブランドはチェリー(奇瑞)、ホーバー(哈弗)、ジーリー(吉利)などです。

 現在、ロシアの自動車市場では、西側の自動車ブランドが撤退した後に空いたスペースを中国の自動車メーカーが埋めており、2023年のロシアでの販売台数上位五つのブランドのうち四つが中国ブランドで、チェリー、ホーバー、ジーリーとチャンアン(長安)となっています。

 データによると、2023年1月~11月のロシアでのチェリーの販売台数は中国ブランドの中でトップを占め、前年同期より2.4倍増となる10万5600台でした。2位はホーバーで、クロスオーバーSUVとオフロード車の販売台数が前年同期より2.2倍増の9万6400台、3位はジーリーで、販売台数は前年同期より2.6倍増の7万9900台、4位はチャンアンで、販売台数は4万台で、前年同期の販売台数は2万2000台でした。チェリー自動車傘下の欧萌達(OMODA)が5位で、3万8500台を販売しました。

 注目すべきは、ロシアでは2023年の新車の販売台数全体に占める中国ブランドの割合が50%近くに達しており、過去最高となる56%を記録した月もあるという点です。

 ロシアの自動車販売会社「自動車特別センター」社の予測によると、2024年のロシア市場における中国製自動車のシェアは80%に達する可能性があり、多くの中国自動車メーカーにとって、2024年は節目の年となる可能性があります。(任春生、坂下)


 「中国国際放送局日本語版」2024年1月17日

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