9日午後に開催された第14期全国人民代表大会第3回会議の記者会見で人力資源・社会保障部の王暁萍部長は、職業研修プログラム「技能で未来を照らす」の実施を発表しました。今年から3年間にわたり、毎年1,000万人以上を対象に職業技能研修に補助金を支給し、労働者が専門技術を習得し、より良いキャリアを築くよう支援する方針です。
研修は農民工（出稼ぎ労働者）、就職していない大学卒業生、失業者、就職困難者など、特に支援が急がれる層に焦点を重点対象とします。
研修では、雇用規模が大きく、人材需給の不均衡が目立つ先端製造業、現代サービス業、新興の職業などを中心として、緊急性の高い技能人材の育成を強化します。また、民政部、国家衛生健康委員会、医療保障局などと連携し、「高齢者介護サービス技能者」や「長期ケア専門職」など特定の職種向けの専門訓練を実施するほか、引き続き人材育成プログラムを推進し、ニーズに応じた研修を実施していきます。（TONG、鳴海）
「中国国際放送局日本語版」2025年3月10日
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