党の理論革新は絶えず新たな進展を遂げている
16大以来、胡錦涛氏を総書記とする党中央は常に、歴史や時代の流れに順応し、絶えず理論の革新を推し進めており、人を本(もと)とし、科学的発展を実現し、社会主義調和の取れた社会を構築し、社会主義新農村を建設し、革新型国家を作り上げ、社会主義の栄辱観を確立し、調和の取れた世界の建設を促進し、先進的な党の建設を強化する、など一連の重要な戦略的思想を打ち出してきた。こうした重要な戦略的思想は、マルクス主義中国化の最新成果であり、全国各民族の人民が団結・奮闘する共同の思想的基礎でもある。
理論の革新が一歩前進すれば、理論による党員の育成も前進しなければならないという要求に基づき、中国共産党は、マルクス主義中国化の最新成果を利用し、多くの幹部を育成している。現在、全国の県クラス以上の指導者・幹部は、ほぼすべてが5年の間に、一時職場を離れて3カ月以上のトレーニングを受けなければならないという要求がある。党の革新的な理論は日増しに人々に受け入れられ、党の理論により、仕事を行い、問題を解決するというように、多くの党員・幹部の能力は不断に高まりつつある。
非共産党党員の幹部の養成と抜擢は党の一貫した方針
欧陽副部長は、記者からの党外幹部の指導ポストへの就任についての質問に応じた際、中国共産党は今後、さらに積極的に党外幹部の選抜と登用に関連する作業を展開し、さらに多くの条件に合致する非中国共産党の幹部を関連の指導ポストに選抜していくと表明した。
欧陽淞副部長によると、中国共産党は党外幹部を指導のポストに選抜・任用することは、中国共産党が主導する、数多くの党の協力と政治協商制度の表れである。「16大」以来、胡錦涛氏を総書記とする党中央は、社会主義民主政治の発展と社会主義政治文明の構築に着眼し、数多くの党の協力事業の促進のために全面的な手配を行ってきた。非中国共産党員の幹部の養成と抜擢は、この基本的な政治制度を実現するための重要な内容であり、重要な表れでもある。
万鋼氏と陳竺氏はつい最近、科学技術部と衛生部の部長にそれぞれ就任し、社会において強い反響を呼び起こした。これについて、欧陽副部長は、党外幹部が指導ポストに就任することは、指導グループの建設の実際的な需要である。中国共産党が幹部を選抜、任用する際、いつも「能力重視、能力と道徳を両方とも備える人でなければならない」という原則に則っている。万鋼氏と陳竺氏は、政治的な素質があり、事業への熱意や責任感も強く、学術の造詣も深く、強い組織指導力を備えており、他人との協調性もある。ポストの需要に基づき、幹部の選抜・任用条例に則って彼ら両氏を選抜したことは、非常に党の方針に適していると語った。
胡錦涛総書記は「十七大」で行った報告の中で、民主党派との協力を強化し、民主党派や無党派の人士が政治参与、政治討議、民主的監督の職能をさらによく履行できるようサポートし、さらに多くのすぐれた党外幹部を指導ポストに選抜・推薦することを強調した。欧陽副部長は、非中国共産党員を養成・選抜することは、中国共産党の一貫した方針である。これからも、さらに積極的にこの方針を展開していき、条件に合致する非中国共産党員の幹部を関連の指導ポストに選抜していくと表明した。