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中日関係を一層強化する「暖かい春の旅」 |
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット |
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また、劉江永さんは、「今回の訪問は、中日関係における多くの問題に影響を与えるだろう」とした上で、「まず、新しい情勢の元で、両国のハイレベルでの相互訪問を促すことに重要な役割を果たす。次に、気候変動問題などの新しい分野で、具体的な協力に向けた突破口となる。また、中日青少年友好交流年を機に、両国の民間レベルの友好交流も促されるだろう」と述べた。
しかし現在、中日両国の間には、いまだに不安定要素が存在している。これについて、中国社会科学院の高洪教授は、「中日両国は同じ東アジアの隣国として、いずれも影響力を持つ国である。交流の頻度が増えるに連れて、様々な摩擦が生じるのは避けられないことである。友好を発展させる一方で、公平、対等など国際法のルールにふさわしいやり方でこれらの摩擦を解消すべきだ。両国間の相互信頼と理解を深めることは、長期的な過程であるが、やらなければならないことであり、政府と民間の共同の努力が必要となる」と語った。
数年間の経験が示すように、中日両国は、友好的に協力していけば、ともに利益を得ることができる関係にある。両国の人々は、胡錦涛国家主席の訪問を通じて、中日関係の暖かい春が永遠に続くことを望んでいる。中国現代国際関係研究院日本研究所の馬俊威主任は、「現在、中国と日本はいずれも、アジア、そして世界の大国である。このため、両国関係の良し悪しは、アジアと国際社会に一定の影響を与える。胡錦涛国家主席の今回の訪問は、必ず中日関係の前向きな発展を促し、アジアと国際社会の安定に良い影響を及ぼすだろう」と述べた。 「中国国際放送局 日本語部」より2008年5月6日 |
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