2007年、都市部住民医療保険改革のテストを開始
新華社記者の医療保険に関する質問に答えた際、労働および社会保障部の劉永富副部長は次のように述べた。
都市・町従業員基本医療保険制度は1999年に実施されていらい、加入者数は1800万人から昨年の1.6億人に増えた。
ここ数年、中国政府は新しいタイプの農村医療合作制度の推進に力を入れており、今年はカバー率の80%達成を目指している。都市・町従業員・農民基本医療保険制度が構築されてから、都市部住民医療保険関連の制度整備はまだタイムテーブルに組み込まれてはおらず、この問題は人々の関心を集めている。
近年、いくつかの地域において都市部住民医療保険に関するテストが行われ、約100の都市で都市部住民1000万人が医療保険に加入した。
今回の人民代表大会で、温家宝総理は、今年都市部住民医療保険改革テストをスタートさせると明言した。
労働保障部も、関係部門と共同で、具体的な実施計画を練っており、「第11次五カ年計画」期における計画実施を目指している。この制度の対象は主に都市・町従業員医療保険未加入の都市・町の未成年者と職業についていない住民である。計画実施後、医療保険制度は都市・町在住のあらゆる人たちをカバーずることになる。
また、保険料納付について、家庭と個人が支払う方式を主とし、生活困窮者に対して政府が適度に補助し、重い病気にかかった際の診察料、入院費などが主な内容である。
「チャイナネット」2007年3月13日
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