戚発ジン氏によると、第2段階の宇宙実験機の任務では4つのコア技術が必要になる。
1つ目は船外活動。神舟7号はこの任務を成功させ、中国は世界で3番目に船外活動の技術を身につけた。
2つ目はランデブー・ドッキング。神舟8号と天宮1号は無人ドッキングに成功し、続いて神舟9号が天宮1号と有人ランデブー・ドッキングを行い、任務達成後に地上に帰還する計画。
3つ目は補給。物資輸送機を開発し、宇宙飛行士に水、酸素、設備、推進剤などの物資を送る。
4つ目は再生型生命維持装置。宇宙ステーションは輸送される物資だけでは維持できないため、再生装置を研究開発する必要がある。宇宙ステーションで使う水は、宇宙飛行士の汗や尿、排水を浄化して再利用しなければならない。また、酸素を作り出す装置も必要だ。