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第10回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)が16日に広東省珠海市で閉幕した。今回の航空ショーの成功により、中国と海外との航空・宇宙分野の交流と協力が一層強化され、中国の航空宇宙産業、民間航空事業、防衛装備の発展が促進された。合わせて300件以上の各種の契約、合意、協力意向書が調印され、価値にして234億ドル(約2兆7094億円)を超えたほか、各機種の航空機227機取引契約も成約した…

▽空軍装備の系統的な展示

本博覧会では、戦闘機、爆撃機、早期警戒機、輸送機、ヘリ、無人機などの中国空軍の機種が珠海市に勢揃いした。静態展示ブースでは、中国空軍の24機種の現役装備が系統的に展示された(うち18機種は現役航空装備、6機種は現役地上装備)。

▽公開された開発中の装備

開発中の装備、もしくはコンセプト機はエアショーで常に注目を集める。本博覧会で、中国が独自に開発したY-20大型輸送機、軍事マニアに「小四代」と称されるJ-31戦闘機(コードネームは鶻鷹)が初登場し、見所の一つとして来場者の注目を浴びた。

▽曲技飛行の大盛況

曲技飛行は、第10回珠海エアショーの「メインディッシュ」になった。中国空軍の「八一」飛行表演隊、ロシア空軍の「ロシアンナイツ」曲技飛行隊、アラブ首長国連邦空軍の曲技飛行隊が、会場全体を驚かせた。

▽中国人女性パイロット

八一飛行表演隊の女性パイロットが11月11日、初めてJ-10を操縦し第10回珠海エアショーに登場した。この八一飛行表演隊に新たに加入した4人の女性パイロット、余旭さん、陶佳莉さん,盛懿菲さん、何暁莉さんが、初めて曲技飛行を披露した。
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