国務院は24日、「中華人民共和国政府情報公開条例」を公布した。条例により、中国公民は法によって国家機密、商業機密、個人情報に関わるものを除いた政府の情報を知ることができるようになる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
公衆の「知る権利」を保護する法規が出されるのは中国では初めて。全国政務公開指導チームの責任者は「政務公開実施に十数年の歴史がある中国政府にとって、これは一里塚とも言えるステップ」と述べた。
条例の施行は2008年5月1日が予定されている。各級の政府にはそれまで1年間の準備期間が与えられる。
「人民網日本語版」2007年4月24日