「平和の使命―2007」反テロ合同軍事演習に参加している6カ国部隊は12日、チェリヤビンスク空軍高級航行担当学院で閲兵式を行い、ロシア空軍の誕生95周年を祝った。6カ国の部隊の総指揮官たちはともに800人以上の将校と兵士からなる12の隊列を観閲した。
中国側の副総指揮官をつとめる劉成軍空軍中将は今回の合同演習に参加したロシアの将校と兵士に対して、祝賀の意を表した。「人類の第1機の航空機が空に飛び上がってから間もなく、ロシアは空軍をもつことになった。戦争の試練及び近代化建設を経て、現在のロシア空軍はよく装備されるものとなり、世界で最もすばらしい空軍となっている。中ロ両国の空軍は伝統的な友情を保ってきており、中国空軍は今回の合同演習をきっかけに、引き続きロシア空軍との友好的な協力関係を構築していくことになろう」と劉成軍空軍中将は語った。
ロシア側のモルケンシコ総指揮官はロシア空軍の95年来の栄えある歴史を振返り、合同演習に参加した優れた将校と兵士に勲章を授与した。「平和の使命―2007」反テロ合同軍事演習に触れた際、「2005年の中ロ合同軍事演習の経験を踏まえ、今回の反テロ合同軍事演習に参加した6カ国部隊はよく交流をすすめており、心を込めた準備及び骨身を惜しまない訓練を経て、6カ国部隊はよく協力し、合同演習をとどこおりなく完成することができるだろう」と述べた。