胡錦涛国家主席は6日シドニーで、気候変動問題についての中国の立場を表明し、「中国は、各国との交流や協力を強化し、共同で気候の変動に対応して、これからも積極的な役割を果たしていく」と語った。
これは胡錦涛国家主席がアジア太平洋経済協力組織(APEC)の非公式首脳会議で演説した際述べたものである。胡錦涛はその際、「気候の変動問題について、中国は一貫して責任ある態度を取っている。中国政府は気候変動に対応する国家方案を策定し発表した。また、エネルギーの効率を向上させ、エネルギー構造を改善し、生態保護を強化し、人口の増加率を緩和させ、法の整備を加速するなど一連の措置を講じている。また、中国は2010年までに、単位GDPあたりのエネルギー消費量を2005年より20%、主な汚染物の排出量を2005年より10%それぞれ減らす目標を定め、また、森林カバー率を18%から20%に高めることを決めた」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/09/06