胡錦涛国家主席はキャンベラで5日、オーストラリアのホーカー下院議長、ファーガソン上院議長と会談した。
胡主席は「中豪関係は全面的で深いレベルの前進を続けている。政治的な相互信頼は深まり続け、経済・貿易など各分野の協力は実り多い成果を上げ、地域・国際問題での意思疎通と協調は日増しに緊密化している。中豪関係は史上最良の時期にある。このプロセスにおいて、両国の立法府は生彩に富む交流を行い、両国民間の相互理解と友情の促進、全面的な協力関係の深化に、積極的な貢献を果たしてきた。中国はオーストラリア側と共に、相互信頼を深め、共通認識を拡げ、協力を深め、未来を切り開くことを望んでいる」と述べた。
ホーカー議長は「豪中関係の発展は力強く、将来性は良好だ。両国の上層部は頻繁な交流を行い、経済・貿易協力は強化され続けている。中国は間もなくオーストラリア最大の貿易パートナーとなる。両国間の教育交流・観光協力も拡大を続けている。オーストラリアはこれを歓迎し、両国関係が現在の基礎の上に引き続き前進していくことを希望する」と述べた。
ファーガソン議長は「胡主席の訪問は両国関係の発展が良好であることを再び示した。ここ数年、中国の全国人民代表大会とオーストラリア議会は日常的な交流を続け、両国関係の発展を促してきた。両国の立法府が両国の互恵協力の促進に引き続き積極的な役割を果たすことを希望する」と述べた。
写真:ホーカー下院議長(左)、ファーガソン上院議長(右)と会談する胡錦涛国家主席
「人民網日本語版」2007年9月6日