国務院新聞弁公室は15日、「中国の政党制度」白書を発表した。全体で漢字約15000字からなり、前書き、中国の社会・歴史の発展の必然的な選択、中国の基本的な政治制度、社会主義民主の重要な具現、多くの党の協力制度における政治協商、多くの党の協力制度と国の政権建設、多くの党の協力制度と人民政治協商会議、多くの党の協力制度と現代化の建設、後書きなど9つの部分からなっている。主な内容は次の通り。
中国で執行されている政党制度は、中国共産党の導きのもとにある多くの党の協力と政治協商制度(以下、中国の多くの党の協力制度と略)であり、西側諸国の二政党制あるいは多くの党の競合制度とは違っており、一部の国の一党制とも違っている。この制度は、中国の長期にわたる革命、建設と改革の実践の中で形成し、発展したものであり、中国の国情に適応した基本的な政治制度、中国の特色をもつ社会主義の政党制度であり、中国の社会主義の民主政治の重要な構成部分である。
中国の多くの党の協力制度は58年間の輝かしい道のりを歩んできた。実践がすでに立証しているように、国の基本的な政治制度としての中国の多くの党の協力制度は、歴史的な必然性、偉大な創造性と巨大な優越性をもっている。中国の政治体制改革が絶えず促進され、社会主義の民主政治が日増しに進展を遂げるにともない、中国の多くの党の協力制度も絶えず発展している。中国の特色をもつ社会主義事業が発展する中、中国共産党と諸民主党派が共同で創設し、発展させてきた中国の多くの党の協力制度は、絶えず打ち固められ、完備することになり、ますます大きな役割を果たすようになるであろう。
「チャイナネット」2007年11月15日 |