インドのシン総理が13日、北京に到着した。今回の訪中は3日間の予定で、5年ぶりのインド総理の中国訪問に、外国メディアも注目している。
イギリスのBBCは、今回の訪中は2004年にシン総理が就任して以来初めてで、5年ぶりにインドの総理が中国を訪問すると伝えている。シン総理は出発前、「中国の指導者と、共に関心を抱いている問題について自由に誠意を持って意見を交わし、両国関係が両国や両国の子孫にとって、有利な方向に向かうことを促進したい」と語った。
ドイツ通信社によると、シン総理は中国訪問を控えた12日に声明を発表し、「中国はインドの最大の隣国であり、『東に目を向ける』政策を実施するインドが最も注目している国であり、両国の成長と発展は、地域ないし世界の平和や安全、安定に積極的かつ長期に寄与するという共通認識の上で、両国関係は活力に満ちた段階に入っている」と語った。
また、科学技術、文化、教育、国防安全および民間交流などの面で、インドと中国は全面的な経済協力や互恵協力を通じ、お互いパートナーシップとしての実質的な発展を目指しているとシン総理は強調した。
シン総理の中国訪問の期間、エネルギー安全や気候変動、民用原子力分野での協力など、両国間や地域、世界的な作業について、中国の指導者と意見を交換することにもなっている。
「チャイナネット」 2008年1月14日 |