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昨年、中国はダルフールに8000万元を援助
発信時間: 2008-01-11 | チャイナネット

所以我对苏丹这个国家有同情之感

中国政府アフリカ事務特別代表である劉貴今氏は1月10日、「チャイナネット」のインタビューを受け、スーダンのダルフールについて次のように語った。

中国は責任のある大国として、国際社会の注目を浴びている問題や、国際紛争の解決に積極的な役割を果たしています。ダルフール問題は、確かに人道主義の災難や危機を引き起こし、私たちは国際社会と一緒にこれを解決する責任があると思っています。

中国政府はスーダン政府と良好な関係を保っており、アフリカの第3の貿易パートナーとして協力関係を結んでいます。また中国はスーダンでの投資や互恵協力プロジェクトを行っており、特にエネルギーや水力発電、インフラ施設などの分野で、投資や協力をしています。そして今後も中国は、建設者という姿勢でダルフール問題を解決するべきだと考えています。

ダルフール問題の解決において中国は、大いに力を尽くしてきました。例えば、昨年にはダルフール地域に8000万元相当の人道主義的物資を援助しています。私たちの援助は、西側の国や一部のNGOのように、提供したい物を提供するのではありません。事前にスーダン政府やダルフール臨時政権に意見を聞いて、彼らが必要な物資を提供しているため、提供した物資のほとんどがダルフールに運ばれ、地元の人々の役に立っているのです。

ポンプやテント、バケツなどの生活用品、モーターや輸送車両、医療器械も提供しました。また子供たちのために、120カ所の学校も作りました。こうした援助は、スーダン政府やダルフールの人たちから歓迎され、国際社会のダルフール問題に関する注目と解決を促しています。

1769号決議は、中国大使が国連の輪番議長を務めた時に採択したものです。私たちは、平和維持部隊の受け入れについて、スーダン政府の説得にとても努力しました。スーダンの高官や、西側の国も私たちの貢献を認めています。しかし残念なのは、一部のNGOや一部のメディアは、客観的で充分な報道をしていないことです。

「チャイナネット」2008/01/11

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