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外交部「ビザ政策の調整は五輪の安全を確保するため」 |
発信時間: 2008-07-01 | チャイナネット |
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国際社会で取り沙汰されている中国の五輪期間のビザ政策問題に対し、外交部領事司の魏葦司長は30日、「中国が最近調整したビザ政策は国際上の慣例に合ったものだ。その目的は、北京五輪が順調にかつ安全に開催できることを確保するためだ」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 魏葦司長は、「五輪の安全を確保することが何よりも重要なことだ。ビザ政策は、外国人の入出国を管理し、五輪の安全を確保するための第一歩だ」と述べている。 魏司長によると、五輪期間のビザ政策は、国際上の慣例や中国の現状に基づき制定されたもので、主に2方面を考慮している。一つ目として、五輪の安全を確保するため、もう一つは、五輪期間におけるスムーズな入出国を保証するためだ。 この2方面から中国は、シドニー五輪、トリノ冬季五輪など大規模な国際競技大会における当該国のビザ政策を基に検討を重ねた。調査研究を経た結果、過去における五輪主催国および大規模な国際競技大会の主催国のビザ政策は、いずれも通常より厳格とのことが分かった。 魏司長によると、ビザ政策は、どの国でも、すべて公開しているわけではない。調整後のビザ政策は過去のものとは異なるのは確かだが、取り沙汰されているほど厳しいわけではない。正当な目的で訪問する外国人は、問題なくビザを取得することができるはずだ。 外交部のウェブサイトの情報によると、過去における五輪および其の他の大規模な国際大会の主催国のやり方を参照にし、また中国の法律法規をもとに、中国側は近日外国人に対する渡航ビザに適当な調整を加えた。ビザ申請人の異なる情況に基づき、インビテーション、親族関係証明書、宿泊施設の予約書、往復のエアチケットなどの資料の提出を要求している。条件に符合する申請者に対し、マルチビザの発行を停止してはいない。 「人民網日本語版」2008年7月1日 |
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