台湾の馬英九氏が8月中旬に米国経由で中南米を訪問することについて、中国外交部の劉建超報道官は15日、米国側が「１つの中国」政策の堅持及び中米間の3つの共同コミュニケの順守という承諾を守り、関連問題を慎重に処理することを望んでいると述べた。

これは、劉建超報道官が15日午後の外交部の定例記者会見で述べたもの。劉建超報道官はその際、「中国は一貫して米国側と台湾当局との間におけるいかなる形の政府間往来に反対している。われわれは米側が『１つの中国』の政策を堅持し、中米間の3つの共同コミュニケを順守するという承諾を忠実に守り、関連問題を慎重かつ適切に処理することを望んでいる」と語った。

「台湾海峡の情勢にいかなる変化が生じても、『１つの中国』の原則を変えることはできない」と劉建超報道官は強調した。

「チャイナネット」2008年7月16日