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大陸「海協会」トップが来月訪台、台湾側は警官7千人で警護
発信時間: 2008-10-28 | チャイナネット
 海峡両岸関係協会(海協会)の鄭立中・常務副会長と李炳才・駐会副会長は27日、台湾の海峡交流基金会(海基会)の高孔廉・副董事長兼秘書長と深センで会談し、海協会の陳雲林・会長の台湾訪問について協議した。

 鄭常務副会長は「陳雲林会長をトップとする代表団の台湾訪問は、今年6月の江丙坤董事長による大陸訪問への答礼訪問であり、両会協議の制度化に必要な措置であり、両岸の協議プロセスの推進、両岸の経済協力の強化、両岸住民の幸福の増進、両岸関係の維持と発展にとって重要な意義を持つ。この件をうまく行うことは双方の責務だ。」と指摘した。

 双方は海協会の代表団が11月3日から7日まで台湾を訪問することを決定した。両会は台北で第2回指導者会談や実務的な話し合いを持ち、両岸の直行海運、貨物チャーター便、平日チャーター便、新たな双方向の直行航空路線、郵便協力、食の安全などの問題の解決について、意見の一致を目指し、合意文書を締結する。また、最近の世界的な金融危機が両岸の経済発展にもたらした複雑要因や厳しい試練に鑑み、専門家による座談会を開き、協力を強化して試練に対応するための方策を検討するほか、次回の協議に向けて準備を行う。

 台湾当局の警備部門の責任者である蔡朝明氏は27日、陳会長の訪台について、「水も漏らさぬ」警備体制を約束した。台湾の王卓鈞「警政署長」も同日午後、延べ7000人の警官を出動して陳会長一行の安全を守ると表明した。
 「人民網日本語版」2008年10月28日
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