第10回中国婦女全国代表大会が28日、北京で開幕した。中華全国婦女連合会の黄晴宜副主席は、中国の就業人口に占める女性の割合が45.4％に達したほか、女性幹部や女性党員の数も増加し続けており、幹部では全体の39％、党員では全体の20.4％を占めることを報告で明らかにした。「中国新聞網」が伝えた。

　黄副主席は「数多くいる女性は小康社会（ややゆとりある社会）の全面的な建設に際立った貢献を果たしている。農村女性は実用的な新技術を進んで学び、現代的農業の発展に積極的に参加し、社会主義新農村建設の主力軍となっている」と述べた。

　黄副主席によると、第17回党大会、第11期全国人民代表大会、第11期全国政協の全代表（全委員）に占める女性の割合は、前大会（前期）と比べ、それぞれ2ポイント、1.09ポイント、1ポイント増加した。各級の党代表大会、人民代表大会、政協の女性代表（女性委員）は積極的に政策を提言し、社会情勢と民意を反映し、忠実に職責を履行している。女性幹部や女性党員も増加し続け、全体に占める割合はそれぞれ39％と20.4％に達し、才徳兼備の多くの優秀な女性が各級の指導ポストに就き、その抜きん出た業績を称賛されている。
　「人民網日本語版」2008年10月29日