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6カ国協議、第2段階措置の全面的・均衡的な実施が主要課題
発信時間: 2008-12-17 | チャイナネット

外交部の定例会見で16日、劉建超報道官が記者の質問に答えた。

ーー先週北京で行われた6カ国協議首席代表会合の閉幕後、米国務省報道官が、米国はすでに対朝エネルギー支援の停止を決定しており、検証体制で合意に至るまでは対朝エネルギー支援を停止することで朝鮮を除く他の4カ国とも合意していると表明したことついて、コメントは。対朝エネルギー支援における中国の立場は。

各国共に6カ国協議首席代表会合の後で見解を発表した。中国は6カ国協議は1つのプロセスだと考えている。このプロセスの段階的な推進は各国の重要な共通認識だ。現段階の主要課題は第2段階措置の全面的でバランスある実施だ。

6カ国協議首席代表会合で議長声明が発表されたことに注意してほしい。この声明で各国は07年10月3日の共同文書に基づき、寧辺の核施設の無能力化と重油100万トン相当の対朝経済・エネルギー支援を同時に実行することで合意している。

検証問題に関しては、各国はすでにいくつかの重要な共通認識に至り、検証は必要なことと考えている。隔たりがあるのは、どのような方法で検証を行うかだ。この問題をめぐり各国は、真剣で、率直で、また有益な討議を行った。

中国は6カ国協議の議長国として、関係各国との意思疎通や協調を強化し、6カ国協議のプロセスを全面的に推進し、朝鮮半島の非核化、各国の関係正常化、北東アジアの平和・安全メカニズムの構築のために建設的な役割を発揮したいと考えている。

「人民網日本語版」2008年12月17日

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