温家宝総理は1日、英国のブレア前首相、保守党のキャメロン党首とロンドンで会談した。

温総理はブレア前首相との会談で「世界的な金融危機は現在もなお拡大が激化している。今回のわたしの英国訪問は、中英協力を固め、難局を共に克服するとの信念を伝えるためである。双方は潜在的な協力の能力をさらに掘り起こし、協力の分野を拡大すべきだ。特に保護貿易主義には反対し、これを阻止すべきだ。中国は英国企業の対中投資を歓迎する。英国からの商品・技術・設備の輸入を増やしたい」と述べた。

キャメロン党首との会談では「保守党は英国政界における重要なパワーであり、中英関係の発展に歴史的な貢献を果たしてきた。中国は保守党との関係の発展を非常に重視している。党間交流を一層強化し、相互理解と協力を深めたい」と述べた。

「人民網日本語版」2009年2月2日