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衛星「クイックバード」が撮影した朝鮮・舞水端里のロケット発射場。 |
朝鮮の祖国平和統一委員会の報道官は30日、韓国に対し、大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)への参加は、朝鮮への宣戦布告であり、即時に断固たる対応措置を講じると警告する談話を発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
朝鮮中央通信は同日、「韓国当局は最近、わが国が間もなく打ち上げる実験通信衛星『光明2号』を『ミサイル』と言いなし、あの手この手で妨害し、その上『大量破壊兵器拡散防止構想』への正式参加の意図を露にしている。これは北南関係を徹底的に破壊し、民族全体を核戦争の惨禍に引きずり込もうとする、許せない犯罪行為だ」との同報道官の談話を報じた。
米政府が03年に提唱したPSIは、大量破壊兵器とその関連設備の拡散防止を狙いとしている。朝鮮は米国のこの動きを、公海上で朝鮮船舶を拘束・検査し、朝鮮を封鎖するためのものと見ている。韓国はまだPSIに正式加入せず、各種演習への物的支援も行っていない。演習にオブザーバーを派遣し、情報を把握しているだけだ。
「人民網日本語版」2009年3月31日