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米市長の隔離は「インフル予防上必要」 外交部
発信時間: 2009-06-10 | チャイナネット

 

外交部の秦剛・報道官は9日に定例記者会見を開き、米ニューオリンズ市のネーギン市長ら一行を経過観察のため隔離したことについて、「インフルエンザの予防・抑制上必要だった」と述べた。現在市長一行は情緒も安定しており、健康状態にも異常はないという。

ネーギン市長は米東部時間の5日、上海に到着、経済を中心に話し合いが行われる予定だった。しかし、市長の乗った航空便に新型インフルエンザの疑いがある患者が出たため、予防対策として、市長夫妻と同行の市政府警護員1人は上海で隔離され、経過観察に入った。

秦剛・報道官は、「市長夫妻と同行者はこの患者の密接な接触者だった。中国側の関連規定により、健康確保とインフルエンザの予防・抑制のため、夫妻ら一行は現在経過観察を受けている」と述べた。

「人民網日本語版」 2009年6月10日

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