北京市民は29日午前0時より、「北京市政協ウェブサイト」「首都之窓」「人民網」「新浪網」などウェブサイト上で、優秀提言候補300件に対して匿名で点数をつけることができる。
北京市政協によるとこの措置は、政協業務への市民の参与を広げると同時に、各政協委員に対し、提言の質を不断に高め、提言を経済・社会発展の実情や市民の生活により近づけるよう促すためのもの。
現在までに第11期北京市政協第2回会議が立案した提言は計1436件。この中から、政協の各専門委員会と各担当機関が「優秀提言の選出・表彰に関する暫定規定」に基づき、全体の20.89%にあたる300件を優秀提言の推薦候補として選び出した。各政協委員と北京市民は、7月29日から8月11日までネットを通じ、これら300提言の公共性・説得力・運営可能性など各指標について、匿名で点数をつけることができる。
ネット採点の後、優秀提言選出チームが「北京市政協提言評価体系研究」に基づき、9つの指標から提言を採点する。選出チームは2組に分れ、それぞれ匿名で採点を行う。選出チームの2つの採点を総合したうえ、政協委員・北京市民によるネット採点と合わせ、各提言の最終的な得点が算出される。
「人民網日本語版」2009年7月29日 |