メキシコのカルデロン大統領、米国のオバマ大統領、カナダのハーパー首相が現地時間の9日にメキシコ第2の大都市・グアダラハラに到着し、第5回北米3カ国首脳会談に参加した。
メキシコ政府が8日に発表したスケジュールによると、カルデロン大統領は9日午後にハーパー大統領、オバマ大統領と同市の文化古城地区のカバーニャス文化研究所でそれぞれ二国間会談を行った後、歓迎パーティーを実施する。9日の全ての活動は取材記者には非公開で行う。
10日は3カ国首脳の会談を行い、経済の停滞や新型インフルエンザ、協同の麻薬取締、国家の安全、気候変動、クリーンエネルギーの代替、ホンジュラス問題などについて話し合う。
就任後初めて北米3カ国首脳会談に参加する米国のオバマ大統領がマスコミの注目の的となっている。専門家は、今回の首脳会談のテーマは挑戦的なもので、実質的な成果は挙げにくいが、首脳3人の会談はマクロな枠組を構築し、現在の北米、ひいては米州全体に存在する難しい問題を解決し、北米地区の経済発展と安全を促進する上で役立つだろうと分析している。
「人民網日本語版」2009年8月11日