ハンガリーを訪問している習近平国家副主席は16日、ハンガリーのショーヨム・ラースロー大統領と会談した。

その中で、習副主席は胡錦涛国家主席の心からの挨拶の意を伝えた上で、「国交樹立60年来、中国とハンガリーの関係は順調に発展してきた。特に、2004年の胡主席の訪問は、両国の関係を新たな段階に引き上げた」と述べた。

また、習副主席は両国関係の現状について4つの建議を提出した。それによると、第1は、ハイレベルの交流を保持し、伝統的な友好関係を強めること。第2は、貿易・経済の協力を推進し、互いの投資を拡大すること。第3は、文化的な交流を深め、国民間の友好関係の発展を推進すること。第4は、共に中国と欧州との関係の健全的な発展を促進すること。

これに対して、ラースロー大統領は「ハンガリーは中国の発展と進歩、国際的に日々に高まる中国の役割を高く評価している。また、習副主席の建議に賛成し、中国と欧州との関係発展に積極的な役割を発揮したい」と述べた。

「中国国際放送局　日本語部」より　2009年10月18日