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温総理が甘粛省を視察 水資源の合理的利用と敦煌の保護を要求
発信時間: 2009-10-19 | チャイナネット

甘粛省定西市の趙家鋪村にある金盆山に登り「退耕還林」の状況を視察する温家宝総理(10月17日)

温家宝総理は鳳翔鎮のジャガイモ生産基地で生産や収穫の状況を視察し、農地でジャガイモを掘り起こした(10月17日)

 

中国共産党中央政治局常務委員で中国国務院の温家宝総理は16日、第10回中国西部国際博覧会と第2回中国西部国際協力フォーラムの開幕式に出席して一連の行事に参加したあと、成都から甘粛省に向かった。

17日から18日にかけて温家宝総理は、甘粛省の定西市と蘭州市の農家を訪れ、市場や企業、研究所を視察し、貧困状態からの救済や自然環境の整備、民生改善などについて調査と研究を行った。

干ばつで雨が少ない定西市は、かつて全国で最も貧しい地域の一つだったが、最近では現地の状況を基礎に比較的優位な点を生かして、ジャガイモや漢方薬の生薬などを栽培している。そして特徴的な産業に大いに力を入れ、劣悪な自然条件の地域が貧困から抜け出して豊かになる道を切り開いた。

17日午前に定西市の趙家鋪村を訪ねた温家宝総理は、金盆山に登って耕地を森林に戻す「退耕還林」の状況を視察。そして小さな流域での総合管理に著しい成果をあることを見届けると、地元の自然環境の整備を高く評価し「各レベルの政府は『退耕還林』や植樹、造林、林の所有権改革、牧畜業の発展を結びつけ、総合的な効果と利益をもたらさなければならない」と述べた。

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