温家宝総理はエジプトのナジフ首相の招待で11月6日と7日の2日間、同国を公式訪問する。8日には同国のシャルム・エル・シェイクで開かれる「中国・アフリカ協力フォーラム」第4回閣僚級会議の開幕式に出席する。外交部の馬朝旭報道官が27日の定例会見で発表した。
馬報道官は「エジプトはアフリカ・アラブ諸国で初めて新中国と国交を樹立した国だ。今年は両国の戦略的協力関係樹立10周年にあたる。エジプト訪問中、温総理はムバラク大統領との会談、ナジフ首相との会談を行う。双方は、両国の戦略的協力関係のさらなる強化や、2国間実務協力の推進、中国とアフリカ、中国とアラブの集団協力の促進、および関心を共有する国際・地域問題について意見交換する。協力文書の調印も予定している」と述べた。
馬報道官はさらに「『中国・アフリカ協力フォーラム』第4回閣僚級会議は、06年の北京サミットに続く、中国とアフリカの友好協力の一大盛典であり、新たな情勢の下での中国・アフリカ関係の一層の推進にとって重要な意義を持つ。中国・アフリカ双方は共にこれを非常に重視しており、開幕式など重要な活動には温総理やアフリカ諸国の一部首脳が出席する。会議では北京サミット以降の各協力の成果・実行状況を包括的に評価し、中国・アフリカ関係の発展の方向性をさらに明確にし、今後3年間の各分野での協力の青写真を描く」と述べた。
「人民網日本語版」2009年10月28日 |