夏季ダボス会議は10日から12日まで中国の北方の都市・大連で開催されている。会議に出席している各国の政治、産業界の要人は今年の夏季ダボス会議が国際金融危機の下で開催していることを高く評価し、中国の経済、社会の発展において講じた政策が各国のお手本になるべきだとみている。
エジプトのモヘッティン投資相は、「会議を通じて、世界経済の状況をよく理解できるようになったばかりでなく、中国の魅力を感じた。また、世界経済の発展状況に対する理解を深めた。今回の会議は中国の経済発展に関する見解を明らかにしたと同時に、未曾有の成果をこの目で見ることも出来た。これはエジプトと中国との関係およびその他の国の国家関係の発展にも資する」と述べた。
フランスのビュブリシス・グループは世界10位にランクされる大手広告会社で、レヴィー取締役は「大連で開かれるリーダー会議に参加するのは2回目だ。大連の大会運営はなかなか立派だ。私がこの会議に参加した理由は中国が経済成長についての刺激策で予想以上の成果を上げたものの、西側諸国にはこれが見えなかった。中国はなぜこんなにすばらしい成果を上げたのか、知りたかった。その理由をマクロ経済の面から見つけたほか、若者世代の活躍および政府の刺激政策などから得ることも出来る」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」2009年9月11日