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中国商務部長、「中国産タイヤ、米国の懲罰関税は保護貿易主義だ」
発信時間: 2009-09-13 | チャイナネット

中国商務部の陳徳銘部長が12日北京で記者のインタビューを受けた際、「アメリカが中国産のタイヤに対して懲罰関税を課すことは、保護貿易主義的措置で、中米両国の経済貿易関係だけでなく、米国の利益も損なうことである」と述べた。

陳徳銘部長は、「最近、乗用車と軽トラックの中国産タイヤをめぐって、中米双方が頻繁に交渉を展開してきたが、一致した意見に達せず遺憾である」と述べた。

陳徳銘部長は、「米国が中国産のタイヤに対して懲罰関税を課すことは、WTOの規約に違反しているどころか、G20サミットで米国政府がした確約に背いた。これは懲罰関税の乱用であり、世界に誤ったシグナルを出した」と強調し、その上で「中国政府が国内企業の正当な利益を保護し、レスポンスを取る権利を保留する」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年9月13日

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