中国のエコロジー経済にはどれくらいの潜在力があるのだろうか。答は「年間1兆ドル」だ。2013年には国内総生産(GDP)の15%に達することが予測される。「国際金融報」が伝えた。
これはあながち根拠のない数字でもない。中国緑色科技(CGTI)が10日、世界経済フォーラム(WEF)の新リーダー年次総会で初めて発表した中国エコ科学技術市場の分析報告によると、中国のエコ科学技術市場には非常に大きな潜在力があるという。
今回のWEF年次総会(ダボス会議)でエコ経済が注目点となっている折りに、同報告書はタイミングよく発表された。同報告の指摘によると、エコ科学技術を利用したソリューションには巨大な市場潜在力があり、エコ関連プランには経済発展が中国の自然環境に与える影響を大幅に削減する働きが期待される。これは困窮の度合いを深めている天然資源産業にとって間違いなく朗報だという。
エコ経済の発展において、中国の優位点はどこにあるだろうか。中国は未来のエコ経済のリーダーとしてどのような資格を備えているだろうか。