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豪首相、中国の李克強副総理と会談 |
発信時間: 2009-11-01 | チャイナネット |
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オーストラリアのケビン・ラッド首相は30日キャンベラで中国の李克強副総理と会談を行い、二国間関係の促進、共に関心を寄せる問題について深く意見を交わし、多岐にわたる内容に合意した。 李克強副総理は、「中国とオーストラリアが国交を樹立してから37年の間に、友好協力関係を絶えず発展さえてきた。両国は、アジア太平洋地域における影響力のある国で、地域の平和と安定の維持、地域間協力と経済成長の促進、グローバルな課題への対応などについて、共同の利益を持ち、協力する基礎がある。中国とオーストラリアは、根本的な利害衝突がなく、共通認識を多く持ち、両国関係の未来は明るい」と述べた。 李克強副総理はまた「中国とオーストラリアは対話によって、交渉と協力を強化し、相互信頼を強め、各レベルの往来を保持していく必要がある。実務的な協力を強化し、互恵共栄を実現しながら、相手にとって鍵となる利益や関心を寄せる問題を尊重し、理解する。多国間の交渉を強化し、人的交流と文化交流を深めていくべきだ」と述べた。 これに対して、ケビン・ラッド首相は、「中国との関係発展を非常に楽観視している。冷静な態度で、長期的かつ戦略的な視点から両国関係を推し進め、現れる諸問題を取り扱う」とし、「中国の資源とエネルギーに対する長期的な需要を理解しており、中国の戦略パートナーになりたい。中国による投資に対しては、開放的かつ非差別的な政策を講じる」と述べた。 ケビン・ラッド首相はまた「オーストラリア政府は中国の鍵となる利益を尊重し、台湾問題、チベット問題と新疆問題の上で一つの中国という政策をゆるぎなく実行していく」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2009年10月31日 |
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