胡錦涛国家主席は1日、河北省廊坊市の三河市を訪れ、農村の発展状況を考察しながら、村人を訪ね、新年の祝福を送った。

胡主席は「ここ数年、中国の農業は好調で、6年間連続して食糧が増産し、農民の所得も年々増えている。しかし、好調の時期こそ、油断をしてはいけない」と述べ、科学技術を生かし、近代的な農業を発展させ、食糧増産と農民の所得増加を確保していくよう各行政レベルの政府に指示を出した。

また「中央政府はこのほど、農村会議を開き、まもなく優遇策を盛り込んだ2010年第1号の文書を発表する。これらの政策の実施によって、農民の生産と生活レベルをさらに向上させていくことを確信している」と述べた。

｢中国国際放送局　日本語部｣より2010年1月2日