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安保理 国連と地域・準地域組織の協力強化を提唱
発信時間: 2010-01-15 | チャイナネット

 

国連安全保障理事会は13日、特別会議を開き、国際平和・安全維持分野で国連と地域・準地域組織との協力を一層強化するよう呼びかける議長声明を採択した。

会議は、今月の安保理議長国である中国の張業遂国連大使が主宰。議長声明は「安保理は、衝突の警戒・防止、平和の創造・維持・建設分野で国連と地域・準地域組織との一層緊密な協力を促すため、さらなる措置を講じる。安保理は、紛争の平和的解決および予防性外交の展開における地域・準地域組織の力を存分に活用し、域内諸国が対話・和解・協議・交渉・調停・仲裁・司法などのルートを通じて紛争を解決し、平和的方法で溝を埋めることを奨励する必要性を強調した」としている。

潘基文事務総長は「現在はどのような危機の解決であれ、数多くの参与者による様々なレベルでの解決案が必要だ。これは、国連と地域組織との関係がこれほどまでに重要な理由でもある。今後国連は引き続き地域・準地域その他国際組織との結びつきを強化し、より安全で、より素晴らしい未来を共に築いていく」と表明した。

今回の安保理会議は中国が今月の議長国として開催を呼びかけた。

「人民網日本語版」2010年1月15日

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