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国務院会議、「政府活動報告」草案を審議
発信時間: 2010-01-20 | チャイナネット

温家宝総理は19日午前、国務院の第4回全体会議を招集し、第11期全国人民代表大会(全人代)の第3回会議に近く上程される「政府活動報告」の叩き台となる草案を審議した。

会議は、同草案について、各省(自治区・直轄市)および中央の関係機関からの意見に加え、さまざまな形で幅広く意見を募ることを決定。温総理は「全人代への活動報告は、法の定める国務院の重要な責務であるとともに、政府が人民の監督を受け入れる重要な形式でもある。人民に対して高度に責任を負う精神で、政府活動報告の修正を真剣に成し遂げなければならない」と述べた。

温総理はまた「過去1年間、私たちは極めて厳しく複雑な情勢の下を歩んできた。今年は安定した比較的速い経済成長と成長モデルの転換の加速を有機的に統一し、発展の中で転換を促し、転換の中で発展を図らなければならない。成長モデルの転換を加速することの重要性と緊迫性を深く認識し、自覚と自主性を高め、経済成長モデルの転換の加速という要求を今年の政府活動の各方面で的確に貫かなければならない。マクロ調整を強化・改善し、安定した比較的速い経済成長の維持、経済構造の調整、そしてインフレ管理との関係をうまく処理し、成長モデルの転換に望ましい環境や条件を整えなければならない。内需拡大の方針を堅持し、住民の消費需要を積極的に拡大し、投資構造の改善に力を入れなければならない。重点産業の調整・振興を引き続き推進し、戦略的新興産業の育成に力を入れ、サービス業の成長の加速を促し、国民経済全体の資質と競争力の向上に努め、経済成長モデルの転換に実質的な進展をもたらさなければならない。『科学教育による国家振興』『人材による国力強化』戦略を全面的に実施し、イノベーション国家の建設を推進し、成長モデルの転換を科学技術、人材の面から支えなければならない。人々の生活の保障と改善に力を入れ、経済・社会発展の協調性を高めなければならない。重点分野や要となる部分の改革を深め、経済成長モデルの転換に寄与する体制の構築を加速しなければならない」と指摘した。

「人民網日本語版」2010年1月20日

 

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