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金正日総書記が国民の生活水準向上を約束 |
発信時間: 2010-02-03 | チャイナネット |
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朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は1日、朝鮮最高指導者の金正日総書記が、できるだけ早く朝鮮国民の飲食の仕組みを改善し、生活水準を引き上げることを約束したと報道した。 『労働新聞』は金正日総書記の話として、「わが国民は今だにトウモロコシで飢えをしのいでいる。私はそのことに思うととても悲しい。今しなければならないのは、国民に十分な白いお米やパン、麺類を食べさせることだ」と掲載しているが、金総書記がいつどこで話したかについては明らかにしていない。 韓国政府のある役人はメディアのインタビューに対して「金正日氏が朝鮮経済の窮迫した状況をこのようにありのまま遠慮なく言うのは非常に珍しい」と話し、また韓国東国大学校のキム・ヨンヒョン(金竜賢)教授は「朝鮮が経済的困難を強調したのは、国際社会からより多くの援助を得るための可能性が高い」と分析する。 1月9日に『労働新聞』は、故金日成主席が人々にご飯と肉のスープを食べさせるという遺訓を金成日総書記が守っていないことを認めたと報道し、「故金日成主席はかつて、朝鮮国民は米と肉のスープを食べ、シルクの服を着て、瓦ぶきの家に住むことができるはずだと言っていたが、この目標は今だに実現していない。できるだけ短期間に人々の暮らしの問題を解決し、故金日成主席の生前の願いをかなえる」という金正日総書記の話を引用している。 金正日総書記は昨年200回以上にわたって各地を視察し、総書記になってから公の場所に姿を現した回数は今までで一番多かったが、これは国民の生活水準向上を助けるという金正日総書記の切なる気持ちを十分に裏付けていると朝鮮メディアは締めくくっている。 「チャイナネット」 2010年2月3日 |
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