ベラルーシ訪問中の習近平国家副主席は現地時間24日、ミンスクでルカシェンコ大統領と会談した。
習副主席は「国交樹立以来18年、中国とベラルーシの関係は常に健全で安定した発展基調を保ってきた。特に近年では、両国の最高指導者による配慮と推進の下、両国関係は全く新たな発展の段階に入った。両国は政治的には互いに信頼し、経済的には互恵協力を行い、文化的には互いに参考にし、国際問題では緊密な協調・協力を行っている。両国関係は国家関係の模範と言えよう」と述べた。
また「中国政府はベラルーシを誠実な友人、信頼に値するパートナーと見ている。両国関係の長期的で健全な安定した発展の促進は、中国政府にとって確固不動たる政策であり、両国および両国民の根本的利益に合致し、地域の平和・安定の維持にもプラスだ」と述べた。
ルカシェンコ大統領は「ベラルーシと中国は非常に良好な2国間関係にある。こうした関係は、高度な政治的相互信頼、平等互恵の経済協力、誠実な友好という社会的基盤の上に築かれている。ベラルーシは中国の偉大な成就を高く評価するとともに、長年来の無私の援助に感謝している」と述べた。
会談に先立ち、ルカシェンコ大統領は習副主席のために大統領府広場で荘重な歓迎式を催した。会談後、両氏は経済、技術、金融など総額34億ドル相当の協力文書の調印式に出席。両国の企業家との会見も行った。(編集NA)
「人民網日本語版」2010年3月26日