ワシントンで行われていた初の核安全保障サミットは13日、2日間の日程を終えて閉幕した。会議は声明と作業計画を採択。責任ある国家行動と持続的・効果的な国際協力、および強力な安全措置を通じて、核テロの脅威を減らすことを約束した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
核安保問題をめぐる今回の多国間首脳会議には、中国を含む47カ国の首脳や代表に加え、国連、国際原子力機関(IAEA)、欧州連合(EU)といった国際・地域機関の責任者が出席。4年以内にすべての脆弱な核物質の安全を確保するとのオバマ米大統領の提言への支持を表明した。また、次回サミットを2012年に韓国で開催することを決定した。
「人民網日本語版」2010年4月14日