外交部の定例会見で28日、姜瑜報道官がイラン核問題について質問に答えた。
----中仏首脳会談でイラン核問題が話し合われたとのことだが、中国側の立場を紹介していただきたい。
中国はイラン核問題について、一貫して対話による平和解決を主張し、対話と交渉が問題解決の最良の道だと考えている。同時に私たちは、「ダブル・トラック」戦略にも反対しない。イラン核問題をめぐる6カ国枠組みの一員として、中国はイラン核問題の外交解決および米国の提案に関する議論に建設的な姿勢で参与してきた。中国側の出発点は、国際的な核不拡散体制の維持、中東地域の平和と安定の維持だ。各取り組みを通じて、対話と交渉による適切な解決が促されることを希望する。
「人民網日本語版」2010年4月29日