胡錦涛主席がメドベージェフ大統領と会談

タグ: 中ロ戦略協力の強化に4提言

発信時間: 2010-05-10 16:40:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

胡錦涛国家主席は9日、ロシアのメドベージェフ大統領とモスクワで会談した。両首脳は両国関係その他関心を共有する重要な問題について踏み込んで意見交換し、多くの重要な共通認識にいたった。

胡主席は「双方の努力の下で中ロ関係は新たな発展段階に入り、両国は国際問題における協力を一層緊密化している。ロシア側と共に努力して、チャンスを捉え、試練に対処し、各分野の協力を全面的に深め、中ロの戦略的協力パートナーシップをさらに高い水準へと発展させていきたい」と強調。中ロの戦略的協力の強化について(1)主要20カ国・地域(G20)の定例化問題における協調・協力を強化し、国際問題における発言の影響力を高め、両国および発展途上国の正当な権益を守る(2)緊密な意思疎通を保ち、地域の平和と安定を共同で守る(3)テロ対策で協力を強化し、「3つの勢力」(分離独立派・宗教過激派・テロリスト)を共同で叩く(4)気候変動やエネルギー安全保障といった重大な国際問題での協調・協力を強化する??の4つを提言した。

メドベージェフ大統領は両国関係の一層の発展に関する胡主席の意見に完全に賛同。「今年に入り両国のリーダーがハイレベル相互訪問を継続していることは、両国関係が高い水準にあることを十分に示すものだ。今後もこの継続を希望する。両国の経済貿易協力は順調に発展し、各分野の協力も不断に推し進められている。特にエネルギー協力には著しい進展がある。経済貿易、科学技術、エネルギー、人・文化、地方など各分野で中国との協力を強化していきたい」と表明した。

「人民網日本語版」2010年5月10日

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