4日午後に行われた衆参両院首相指名選挙で、民主党の新代表に選ばれた菅直人氏は、日本の第94代の首相に選出された。
菅氏は民主党代表選の演説で、「政治とカネの問題は全議員が襟を正さねばならない」と強調し、「首相としてこの国を立て直すのが第一の仕事だ」と述べた。
外交政策については、日本外交基軸はの日米同盟にあり、在日米軍の普天間基地移設に関する日米共同声明に基づき、沖縄の人たちの負担軽減に取り組んでいくと語った。
資料写真:人民大会堂で副首相と務めていた菅氏を会見する李克強副総理(4月3日)
また菅氏は日中関係の発展を重視するとし、日本の将来にとってこれは正しい選択だと述べた。
菅氏は1984年に訪中したことがあり、それから中国と長期にわたり交流を保ってきた。90年代以後は中国人留学生を家に招くなど、日本での留学生の待遇改善に力をいれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月4日