胡錦涛国家主席はウズベキスタンのカリモフ大統領の招待で9日から11日まで国賓として同国を訪問する。首都タシケントでは上海協力機構の第10回首脳会議にも出席する。
ウズベキスタン外務省の報道官は5日、「ウズベキスタンは胡主席の訪問を熱烈に待望している」と表明した。ウズベキスタン国営通信は「胡主席とわが国首脳は両国関係の拡大と深化、および関心を共有する国際・地域問題について踏み込んで意見交換する」と報じた。
ウズベキスタンは中央アジアの内陸部に位置し、かつてはシルクロードを通じた東西貿易・文化交流の要衝だった。近年は各分野で改革を積極的に推進し、経済構造を不断に調整し、社会保障を拡充して、自国の国情に沿った発展路線の模索に努めている。世界金融危機でも積極的な措置を講じ、自国の経済・社会への影響を見事に軽減。昨年のGDP成長率は8.1%に達した。
「人民網日本語版」2010年6月9日