胡錦涛国家主席は9日、ウズベキスタンの首都タシケントに到着した。国賓として同国を訪問し、上海協力機構の第10回首脳会議にも出席する。
胡主席は空港で書面によるステートメントを発表。「中国とウズベキスタンの友情には悠久の歴史がある。国交樹立後の18年間、両国関係は健全で安定した発展を続けてきた。2004年6月に両国元首が友好協力パートナーシップの構築を決定して以来、両国関係は全く新たな発展の段階に入った。双方は政治的相互信頼を日増しに強化し、経済貿易・エネルギー・交通・人・文化面の協力を不断に拡充し、相手国が関心を寄せる重大な問題において支持し合い、国連や上海協力機構といった多角的枠組み内で緊密に協力し、両国人民に確かな利益をもたらしてきた。今回のウズベキスタン訪問は、両国人民の伝統的友情を増進し、両国の友好協力パートナーシップを新たな段階へと押し上げることが目的だ」と表明した。
「人民網日本語版」2010年6月10日