外交部の秦剛報道官は10日、北京での定例会見で、「米国が客観的で理性的、かつ公正に中国の国防政策と軍隊の発展を見るよう中国は希望する。これは両国軍隊の相互信頼や両国間の交流と協力の促進に有利であるだけでなく、それぞれの地域の平和、安定と安全保障にも有利である」と述べた。
秦剛報道官はまた、「中国は平和な発展の道を確固として歩み、防御的な国防政策を取っている。中国の国防力の維持と拡大は国家の主権、領土の保全と安全保障のためであり、如何なる国と人にも脅威にはならない」と述べた。
秦剛報道官はさらに、「中国は他国を脅かしたりはぜず、他国を侵略せず、覇権主義に反対する。中国は発展途上の国であるが、今後中国が発展しても平和発展の道を確固として歩み、永遠に覇を唱えない。これは中国政府の厳かな誓言である」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」2010年6月11日