胡錦涛主席、カザフスタン大統領と会談

胡錦涛主席、カザフスタン大統領と会談。

タグ: 胡主席 カザフスタン 大統領

発信時間: 2010-06-13 14:44:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談する胡錦涛主席

胡錦涛国家主席はカザフスタンの首都アスタナで12日、カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談した。双方は、両国関係やともに関心を持つ問題に関して意見を交換し、多くの重要な共通認識に達した。

胡主席は会談で次のように述べた。

国交樹立から18年間、国際的な状況がいかなる変化を遂げようとも、中国とカザフスタンの関係は健全かつ急速な発展を始終保ってきた。両国のハイレベル交流も頻繁で、政治的な相互信頼も絶えず強まっており、互いの核心的利益にかかわる問題に関しては、互いに支持し合っている。両国経済は互いに利益があるとともに、互いに補い合う関係であり、経済貿易・エネルギー・非資源などの分野における協力も多くの成果を得ている。人文分野では、両国は互いに学びあい、互いに手本とし、両国人民の相互理解と友情は絶えず深まっている。双方はまた、国際的・地域的な事務においても密接に協力し、両国の共通利益を守ると同時に、地域の平和と発展促進に向けて積極的に貢献してきた。中国は中国・カザフスタン関係の発展を高度に重視しており、両国関係を中国外交の優先方向の一つに位置づけてきた。中国は今後も、カザフスタンが本国の国情に基づいて選んだ発展の道と内外政策を支持し、カザフスタンが国際的・地域的にさらなる役割を果たすことを支持していく。

中国・カザフスタンを含む各国の努力により、上海協力機構(SCO)はタシケントでの首脳会議を成功させた。カザフスタンはSCOの次期議長国となっている。来年のSCO成立10周年記念活動が成功裏に行われ、また各分野での協力が今後、新たな段階に踏み出していくことを信じている。中国は、カザフスタンの議長国としての業務を全力で支持していく。

ナザルバエフ大統領は、両国関係の発展に関する胡主席の見解に賛同し、「カザフスタンは対中関係を高度に重視し、両国の国交樹立以来18年間で、両国関係が得た進展を高く評価している。相互信頼と相互尊重という基礎の上に、両国の戦略的パートナー関係は急速に発展した。両国のハイレベル交流も頻繁で、各分野の協力も新たな段階に踏み出した。両国の貿易も急速に成長、エネルギー分野での協力も順調に進展し、非資源分野の協力も強まっている。いくつかの重要なインフラプロジェクトも現在行われており、農業、交通、技術分野での協力も大きく進展している。中国がカザフスタンに提供した投資・融資はカザフスタンの経済社会発展にとって重要な意義を持っている。カザフスタンは中国とともに努力し、政治、経済、人文、安全保障など各分野における協力および、重大な国際的・地域的問題において協力し、両国の共通利益の保護と、中央アジア地区の平和・安定のために、両国関係を更なるレベルに高めていきたい」と述べた。

「人民網日本語版」2010年6月13日

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