6月17日の上海万博アイルランド・デーを前に、デクラン・ケラハー駐中国アイルランド大使が人民日報紙の取材に応じた。
ケラハー大使は「上海万博の内容の豊かさ、規模の大きさに衝撃を受けている。歴代最良の万博だ。アイルランド館が来場者に歓迎され、最も人気のあるパビリオンの1つとなったことをとても嬉しく思っている。中国館を何度か見学したが、とてもすばらしかった。中国の偉大なショーウィンドウだ。これまでの成功を受け、万博職員を祝福したい」と述べた。
また「アイルランド館は都市化と田舎の生活、新旧の事物など、異なる話題を1つに織り交ぜて用いることで、同時に『環境』という重要なテーマを表現している。これらの話題によって、アイルランドが現代化を達成すると同時に自らの伝統の保護を重視していることを示し、過去百数十年来のアイルランドの人と文化の発展を来館者の前に非常にうまく現わしている」と紹介した。
対中関係については「アイルランドと中国はあらゆる面で緊密な関係にある。これは友好交流と相互理解に基づく関係だ。わたしたちは昨年、国交樹立30周年を祝った。ハイレベル相互訪問、および政治・経済・貿易・教育・文化・観光面の結びつきの強化を通じて、両国関係はさらに深まり、発展している。6月17日にはわが国の大統領が上海万博アイルランド・デーに出席する。アイルランド・デーではさらにたくさんの文化イベントが催され、彩りを添える予定だ。これはアイルランドが自らを示す機会であると同時に、アイルランドと中国との良好な関係を形にするものでもある」と述べた。
「人民網日本語版」2010年6月17日