イスラエル国防省は23日、同国の中心都市テルアビブにある空軍基地から現地時間22日夜、偵察衛星「オフェク9(Ofeq 9)」の打ち上げに成功したと発表した。これでイスラエルの偵察衛星はすでに6機が軌道を周回している。
イスラエルは今回の打ち上げにシャビット(Shavit)運搬ロケットを使用した。国防省高官によると、高解像度カメラを搭載している同衛星は他の衛星と共同作業を行うことによって、敏感な地域に対するカバー範囲を大幅に広げることができる。
「オフェク9」が搭載するカメラの識別能力は50センチをはるかに上回っており、地上のミサイルや打ち上げ装置を鮮明にとらえることができるという。
「人民網日本語版」2010年6月25日